タンクから水を流すとせきを超えて排泄物などが下水管に流れます。トイレつまりの原因の多くは、水流の強さや異物などによって起こります。せきの部分は、排水路の中でも狭くて急カーブになっているためにつまりやすいのです。排水口の手前にある排水路の出口付近のくぼみがあり常に水がたまっています。排水時には、用途に応じて大小を使い分けることで、適切なな水量が得られ排泄物がスムーズに流れます。
トイレつまりの多くは、水に溶けにくいティッシュペーパーの使用や物を誤って落とした異物にトイレットペーパーが引っ掛かり排水がうまくできなくなること、また、トイレットペーパーの過剰な使いすぎなどが、つまりの原因となっている場合が非常に多いのです。トイレに流すことができるのは、水溶性に優れたトイレットペーパー、トイレ用ペーパークリーナーであって、それ以外の製品は使用しないことが予防策となります。
キッチンの排水溝の詰まりの原因とは？
キッチンの排水溝に異物が詰まりますと、水道の水が正しく流れなくなります。そうなると、洗い物が一切、出来なくなります。また茹で汁や古くなった水やお茶などを捨てる事も出来なくなります。排水溝のパイプのサイズ以上の物が誤って流れ込んでしまうと、水が流れなくなります。
人参や大根の残飯、魚やお肉の食べられない部分などを大きいサイズのままキッチンから無意識で捨ててしまうと、それが故障に原因となります。また一つ一つは小さいサイズでも、それがパイプの中でひっかかり、大きな異物にまとまってしまえば、同じく故障の原因となります。また食べ物以外に、キッチンでよく利用する日用品が何かしらの拍子でパイプに流れ込んでしまう事もあります。
例えば、食器洗い用のスポンジです。スポンジは軽くて小さいため、何かの拍子でパイプの奥まで転がっていく事があります。スポンジ一つだけではそうそう故障する事はありませんが、スポンジがある種のフィルターのような形でパイプ内で詰まってしまうと、そこに流れてきた残飯などをせき止めてしまい、それが深刻な水回りの故障へと発展する恐れがあります。そういった場合は住まいる水道までご相談くいださい。少しでも早く駆け付けられるよう対応させて頂きます。
