しかし、詰まりが一度ではなく何度も繰り返し、ついに水が流れなくなってしまうと、やがてそれがトイレの問題だと気が付くことになります。詰まりの原因は、排水管の錆やミネラル分の固着で、配管の内側が盛り上がり、塞いでしまう症状が一般的です。トイレットペーパーの使い過ぎに気を付けるだけでは、もうどうにもならない状態ですから、排水溝トラブル解決のプロ、水道業者の出番となります。
築年数の経っている中古マンションは特に、トイレの排水管に詰まりの原因を抱えていることが多いので、購入を決める前に確認することをおすすめします。中古のマンションに限らず、水回りは劣化しやすいのが水道業者の常識ですから、トイレの室内や便器の綺麗さだけでなく、配管内部にも注目して状態を確認することが大切です。ただ、確認するといっても壊すわけにはいきませんし、これは購入した後も自分達だけでは簡単に解決できない悩みです。住まいる水道ではお電話でのご相談も承っておりますのでお気軽にご相談下さい。
中古マンションの詰まり対策
そこで、中古マンションの購入を真剣に考えていたり、実際にトイレの詰まりに遭遇した場合は、水道業者に内部の状態を確認してもらいましょう。費用はかかりますが、状態が悪化して修理費用が発生するよりは、大幅に少ない負担で点検することができます。
仮に詰まりの前兆が確認されても、悪化する前に解消してもらえますから、安心してトイレが使える結果に結び付きます。中古は故障に繋がる老朽化を覚悟して買う、あるいはメンテナンスして使うのが基本なので、これは必要な機能維持費用だと考えることが可能です。トイレの詰まりやすさに気が付いた状況でも、早期なら配管が塞がったり、裂けて漏れ出す前に対処できるので、後回しにせず早めに業者に相談を行いましょう。
目に見える範囲の対処では、もう悪化を防げる状態ではない可能性もあるので、小手先ではなく根本から解決する方法が必要不可欠です。後回しは、悪化を許してしまう判断なので間違いですし、出費を拒み自分でできるメンテナンスで済ませてしまうのも、一時的な時間稼ぎにしかなりません。
便器や配管などから、水が溢れ出てくる状況は深刻なものなので、詰まりが軽い内にプロに点検やメンテナンスをしてもらう、これが悪化を防ぎ最悪を回避する現実的な方法です。