これは本当に大変です。何しろずーーっと水を出しっぱなしの状態だということなのですから。とりあえず、自分でできる水漏れの見つけ方についてご紹介します。まずは家中の蛇口を調べ、目に見える漏れがないかを確認しましょう。蛇口自体に問題がなければ、蛇口やその近辺に耳を当てて音をよく聞きます。どこかで水が漏れている音が聞こえてきた場合、その近辺に問題がある確率が高いですね。
あとは水洗トイレのタンクに不備がある場合も考えられます。ここまでは「室内」に問題がある場合ですが、この場合は不幸中の幸いです。大変なのは「室内で問題が見つからなかった場合」です。この場合はできるだけ早く指定工事店へ連絡しましょう。こうしている間にも漏れた水は流れ出続けているので、止水栓を閉めておくことをお薦めします。
工事店は、特殊な器具を使って地中の水道管の音を聞き、そこを掘削して水道管の破損を発見し、
修理若しくは交換作業を行います。水道管の長さや敷地の広さによっては、一日では完了しないこともあります。
どうする？家の前の道路の水道管が水漏れ
ニュースなどでは道路から水が噴き出す映像をよく見ますが、実際にはあれほどの事はめったにありません。むしろ「どうしていつもここが濡れているんだろう」「チョロチョロと流れる音がかすかにずっとする」といった程度のことは時々あります。
特に、ガス管や下水管などの工事をするなどして周りを掘り返したりした後や、工事車両など大型のトラックが何度も行きかったりすると水道管のつなぎ目がずれ、水漏れが発生します。近隣で何かしらの工事をしていた場合には後になって見つかる場合も多くあります。水漏れを発見したり、気になる場合は市区町村の水道局に連絡しましょう。基本的に道路部分は公道であっても私道であっても役所が復旧工事をしてくれます。
敷地内での水漏れは自己負担となりますが、問い合わせてみれば登録業者を紹介してくれることもあるので相談してみましょう。敷地内での水漏れを発見するには、月々の使用料金をチェックしておくことが大切です。いつもの月よりも多く使っているのに心当たりがない場合は、水道管から漏れている可能性があります。家のすべての水道を止めた状態でメーターを見たとき、メーターが回っていればどこかで漏れている証拠です。簡単なのでチェックしてみましょう。わからないようでした住まいる水道までご相談下さい。
