住まいの水道の問題がトータルで少ないのが理想
地形が非常に複雑な日本ですので、平野部の多いエリアもあれば盆地や山間部も多いエリアも多く存在します。特に平地の面積が比較的少ないエリアになりますと住宅を建てる場合は非常に面倒でして、多くの方は高台に建てる等の工夫をすることも多いようです。
しかし、高台に住まいを建てた場合に建築当初から水道の問題を良くクリアしておかないと、いざ発覚した時には解決が非常に困難になっていることもあります。高台の場合は水道を使うことで電気代が上がるケースもあるようで、そこには水圧の問題が絡んでいます。
また、基本的に平地の少ないエリアは平均的に水道代も高くなることが珍しくなく、一般的に物価が高いと言われる都会よりも光熱費が意外に高くなることもあります。このため、新築で住まいを建てられる場合は平地での物件にこだわらなければなりません。平地の場合は平常時においても水圧が安定しているので、断水が起こり難いというメリットも存在しています。
さらに、平地でないところの住宅は災害時などに大きなリスクを負います。災害時には多くの場所で停電することが珍しくなく、それは平地であっても例外ではありませんが電気が使えないとはポンプが使えないという事にもなりますので、水道からの水が出にくくなる、もしくは全くでないという事態に陥りかねないのです。
同じ標高でも高層マンションである場合は屋上などに貯水タンクを設けているのである程度リスクは回避出来ますが、高台の一般住宅にてタンクを積極的に設けているところは非常に少ないのが現状です。
高台の造成された団地の建売住宅になりますと購入費用は比較的安い反面で、水道費が割高になることを事前に教えてくれる業者は少ないです。新築は値段が安ければ場所にはこだわらないという方は水道事情については無知であるかもしれず、今後見晴らしの良い場所に住まいを持ちたいという方には、この点を教えてあげると意外に喜ばれます。