年末に向かいそろそろ大掃除の準備しないといけない時期になりました。
さて、今回は、リフォーム会社だからわかる「トイレ」のお掃除ポイントをお教えしようと思います。
何百件もトイレのリフォーム工事で便器を外すと、普段のお掃除では気が付かない場所が
あるんです。
| トイレのお掃除ポイントその1:ウォッシュレットと便器の間
・電源コンセントを外す
ウォッシュレット(温水便座)のお掃除前に必ず電源プラグは抜いてください。
誤作動する可能性もありますし、漏電ブレーカーが付いていたとしても、掃除中に水が跳ねて何らかの事故が起きる可能性だってゼロではありませんので、必ず外すようにしてくださいね。

・ウォッシュレットの取り外し方
下の写真のように最近のウォッシュレットは便器に向かって見た時に、右側(操作部が付いている逆側)に外せるボタンがあります。このボタンを押しながらウォッシュレットを手前に引っ張ると便器から取り外すことができます
*こんなタイプのウォッシュレットは取り外しが難しい
最近のウォッシュレットは下の写真のようにアダプターを便器に取り付けた上でワンタッチで便座(ウォッシュレット)を取り付けられる使用のものが多いですが、旧型の商品や一部の商品は便器とウォッシュレットがねじ固定されているものもあります。そういった場合には、一般の方にはウォッシュレットを取り外す難易度はグッと上がってしまいます。
また、ウォッシュレットには水を供給する給水ライン(給水管)が必ず付いていますが、やはり古いタイプの商品の一部には、この給水管が金属製のものがあります。その場合には取り外すための手順も、必要な道具も増えてくるので、専門知識がない場合には外すのは止めておいた方が無難です。
この給水管がビニール製のホースの場合には、ホースがウォッシュレットとつながった状態のままでも、ウォッシュレット本体を取り外すことが可能です。しかしその場合にも、ホースに無理な力が入らない範囲で動かすように注意して下さい。
![]() |
赤丸の部分が汚れが付きやすいです。*写真は掃除済みの状態です。 |
ウォッシュレットと便器の間の部分は思ったより汚れがひどい事が多いです。またかなりこびりついていますね。
トイレットペーパーにトイレ用洗剤を浸したものを、汚れの部分に当てておいて、しばらくおいてからお掃除すると効果的です。
| トイレのお掃除ポイントその2:床と便器の間
床と便器の間の場合は、普段から便器を外し掃除することはできませんので
トイレ用洗剤などを使って汚れを浮かせ掃除するのがベストです。
![]() |
この隙間に埃などの汚れが入りやすいです。 |
![]() |
トイレットペーパー等にトイレ洗剤を浸し汚れを浮かせます。 |
ついでに周りの床もいっしょに掃除すると結構汚れがとれるもんですよ。
今回は年末の大掃除に向けて、トイレの掃除説明をしましたがいかがでしたでしょうか?
年末年始はお休みの水道業者さんも多いですが、住まいる水道では365日、24時間でお客様のご要望に対応しております。いざという時はこちらから、お問い合わせ下さい。
また、トイレのトラブルが発生した時には、症状を正確に把握することが被害を最小限にとどめるポイントになります。合わせてこちらの記事も読んで、いざという時のために知識をつけておきましょう。
「トイレのタンクからポタポタ音がする」「トイレの床が濡れている」 症状別トイレの水漏れを住まいる水道が説明!
それでは、皆様、良いお年を!来年も住まいる水道をよろしくお願いいたします。