こんにちは。住まいる水道です。今回は過去に書いた記事を新しく書き直しました。トイレにウォッシュレットを取り付けているご家庭は今では珍しくなくなってきましたが、そんなウォッシュレットの取り付けや交換、自分で出来ると思って挑戦される方も多いのではないでしょうか?
実はこのウォッシュレットの取付けって、意外とコツがあって難しいんです。
|ウォッシュレットを交換する場合のポイント
取り付け方法に関しては、TOTOやLIXILのHPで説明書のPDFをダウンロードすることが出来ますので、ここでは割愛し、日記帳ブログではウォッシュレットの取付けや交換をするにあたって注意したいポイントについて説明をしたいと思います。
まず、ウォッシュレットを取り付けるにあたっては、そもそもご自宅のトイレがウォッシュレットを取り付けられる環境であるかを確認する必要があります。
最近の便器は材質が陶器製のものばかりではなく、パナソニックのプラスチック製(有機ガラス系新素材が宣伝されていますね)など、種類が増えており、その形状も様々です。ホームセンターや通販で販売しているウォッシュレットがどれでも取付け可能なわけではありませんので、購入する前に、ご自宅の便器の型式などをチェックして、適合する商品を選ぶようにして下さい。
また、便器のサイズは標準と大型の二種類があります。便座の取り付け穴の位置など、色々とありますので、こちらもご自宅の便器に合うものを選んでください。
その他に確認しておくべきポイントを以下にまとめました。
- ロータンクや洗浄管、トイレ内部の広さなどで、取り付けられない要素はないか?
- コンセントがトイレ室内にあるか?
- 色が既存の便器やロータンクと合っているか?
その他、ウォッシュレットで使用する水を引っ張ってくるために、給水管から分岐を取ってやる必要がありますが、これが場合によっては中々のクセモノになります。給水管も様々な位置にあったりしますし、種類も様々です。購入したウォッシュレットの付属品では取り付けが出来ず、追加で部品が必要になるケースなどもあります。
このあたりは非常に難しいので、経験豊富な水道屋さんにやってもらうのが一番良いと思います。
取り付け方が悪ければ、そこから水が漏れたりすることもありますし、古いトイレの場合、ナットを回したら老朽化していた給水管が壊れることもあるのです。蛇腹タイプの給水管(フレキ管といいます)を加工するには「つば出し」用の工具が必要になります。これもやり方が悪いと接続部から水漏れします。
後は以外に難しいのが、便器と便座部分の取り付けです。最近はプラスドライバーで着脱可能なタイプが多い(結構力がいりますので、女性の方はきついかもしれません)のですが、古いタイプでは、便器の裏側の見えない部分のナットを回さないといけないことがあります。
最近のトイレの便座やウォッシュレットを交換するのであれば、作業はやりやすいかも知れませんが、ご自宅のトイレが古い場合には要注意です。
|古いウォッシュレットから新品に交換する場合、水抜きが必要なケースも
これまた最近のトイレなら無縁のお話しかもしれませんが、ウォッシュレットの古いタイプには、ウォッシュレット専用のタンクが一体になっているものがあります。配管を取り外したはいいけれど、タンクの中の水がボタボタこぼれてきた・・・。ということになりかねません。水抜き作業は種類によって様々かもしれませんが、取り外し作業前に水を抜いておくことをお勧めします。
以上、簡単にではありますが、ウォッシュレットの取り付けや交換の際の注意点を書いてみました。
ご自分での作業が難しく感じられる場合には、是非、住まいる水道までお声をかけていただけたらと思います。
弊社を通してウォッシュレットをご購入いただきますと、お客様で新品をご用意された場合よりお安くすることも可能ですので、お得です。
それでは。